RSNとは

リカバリーサポート・ネットワークとは

記者会見
2006年2月 設立記者会見の模様(東京)

リカバリーサポート・ネットワークは、パチンコ・パチスロの遊技に関する依存及び依存関連問題解決の支援を行うことを目的に設立された非営利の相談機関です。

人が生きていくには、娯楽が必要です。世界のいかなる地域でも、いつの時代でも人は、「日々の生活の中で楽しむこと」を見つけ出し、創造し、生活の糧としてきました。娯楽は、創造性と優しさを併せ持つ生きるための知恵です。
しかし、残念ながら借金や失業などの経済問題、育児放棄や家庭内暴力などの虐待・暴力問題、依存や抑うつ、自殺などの精神医学的問題、借金などを契機に引き起こされる犯罪などがパチンコの周囲で起き社会問題となっています。子どもの放置死や熱中死など、幼い命が大人の娯楽の代償として奪われる痛ましい事件も繰り返されています。

これらの現状の中で、私たちは、問題の背景の一つである、パチンコへの過度ののめりこみ(パチンコ依存問題)に焦点を当て、早期介入のシステムを作る必要を提唱し、電話相談による早期介入と問題からの回復支援を目指して活動をおこなっています。

設立の経緯

リカバリーサポート・ネットワークは、全日本遊技事業協同組合連合会(以下全日遊連)が2003年4月に発足させた「依存症研究会(現ぱちんこ依存問題研究会)」の議論から設立されました。遊技業界が自らのめりこみ問題に取り組み、社会に役立つサービスを提供するため、2006年4月に第三者機関ぱちんこ依存問題相談機関「リカバリーサポート・ネットワーク」が設立されました。2009年10月に特定非営利活動法人、2013年12月に認定特定非営利活動法人となり、より公益性の高い活動を目指し、活動を行なっています。

▼全日本遊技事業協同組合連合会のホームページへ

活動と運営

リカバリーサポート・ネットワークは、認定特定非営利活動法人です。 活動は、パチンコ・パチスロ産業21世紀会による活動支援、当ネットワーク会員の皆様からいただく会費および寄付金によって支えられています。

質の高いサービスの提供を目指して、スタッフ一同知恵を絞り、試行錯誤しながら運営に当たっています。

「パチンコ」と「ぱちんこ」の表記について

「パチンコ」は、カタカナの表記が一般的ですが、私たちは、団体・組織名称においては法規上の正式な表現である「ぱちんこ」を用いております。カタカナ、ひらがなの表記については、読みやすさ、伝えやすさを優先しておりますので、団体・組織名称以外の表記に関しては柔軟に対応しております。